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かなみどころ。

兼六園は、水戸の偕楽園、岡山の後楽園と並ぶ日本三名園の1つ。

前田家の庭園として造られたところで、四季折々の風景が美しい金沢を代表する観光名所です。

お堀通りをはさんだ北側には、今も藩政時代の門が残る金沢城公園があります。

ここは、当時のままに石川門と三十間長屋が建ち、五十間長屋や菱櫓などが復元されています。

1.兼六園・金沢城

兼六園

ふれあい広場の横から上って鬱蒼とした森を抜け辰巳櫓跡に出ると、眼下に「しいのき迎賓館」や「金沢21世紀美術館」が見渡せます。上から眺める桜並木も素晴らしい景色ですよ。石川門に戻り石川橋を渡って、いよいよ「兼六園」です。ことじ灯籠や霞ヶ池、雪吊りの唐崎の松は兼六園の見所として有名ですが、そのほかにも、園内の水源となる辰巳用水、日本最古の噴水、日本初の銅像といわれる明治記念の標・日本武尊(やまとたける)像など、見所いっぱいです。

金沢能楽美術館

奥深いと言えば「能」ですね。金沢には能楽「加賀宝生流」が根付き、お屋敷に出入りする職人たちの間でも、嗜みとして謡が修練されました。今でも職人の謡いの会が催されるほど。最後に加賀宝生の貴重な能面や装束が見られ、能楽体験もできる「金沢能楽美術館」を訪ねてみましょう。

金沢城

金沢城」は四百数十年前に本願寺の金沢御堂として創建され、前田利家により本格的に築城された加賀百万石の本城です。数度の大火で大半を焼失しましたが、平成11年より再建が進められてきました。見事な石積みの石川門をくぐって金沢城の敷地に入ると、復元された「菱櫓・五十間長屋・橋詰門続櫓」・「河北門」などの優美な姿が現れ、平成最大の木造建造物とされる五十間長屋などの内部の見事な木組みは一見の価値があります。

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